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インプラントと『歯周病』の関係について

みなさんは、『インプラント』をご存知でしょうか??
歯周治療後の補綴治療として、
最近では『インプラント』治療が積極的に用いられるようになってきています。
顎骨に埋入し、人工歯根の働きをするものを特に歯科用インプラント(Dental implant)とよび、
通常は常に『インプラント』と称されています。
歯の欠損や多数の動揺歯が存在する歯周病患者に対して、
口腔機能回復のために固定性ブリッジや可撤製有床義歯を使用すると、
歯周病罹患歯に対して負担荷重となり、
支台歯や鉤歯となる歯の支持組織量の損失を生じ、残存歯の早期喪失の原因ともなりえます。
『インプラント』による欠損補綴は、
残存歯の切削や荷重負担などのストレスを与えず、
逆に残存歯周組織への機能圧を軽減・分散させることにより、
残存歯の永続性を高めることが出来るという利点があります。</p>
『インプラント』周囲疾患について
○インプラント周囲組織
インプラント体は骨組織と直接結合(オッセオインテグレーション)していることから、
インプラント周囲組織には、
歯周組織の構成要素であるセメント質および歯根膜は存在せず、
インプラント周囲組織は骨組織と粘膜組織である上皮組織および結合組織から構成されています。
インプラント周囲上皮は、
口腔側から口腔上皮、インプラント周囲溝上皮に連続し接合上皮に移行しています。
接合上皮は、
インプラント補綴装置とヘミデスモゾームを介して結合しています。
インプラント周囲結合組織を構成するコラーゲン線維は、
『インプラント』と平行に走行しており、
垂直に走行している歯周組織と異なり、炎症の波及に影響を及ぼしている可能性が指摘されています。
臨床的に健全なインプラント周囲組織では、
周囲粘膜外面における肉眼的な炎症を認めず、
粘膜内面にも潰瘍等の形成を認めません。
エックス線写真では、
インプラントフィクスチャー全体を覆う周囲骨を認めます。
○インプラント周囲疾患
インプラント周囲疾患とは、
インプラント周囲組織に生じる疾患の総称であり、
インプラント周囲粘膜炎とインプラント周囲炎に分類されます。
1、インプラント周囲粘膜炎
インプラント周囲軟組織に限局した可逆性の炎症性病変であり、
発症の原因は、インプラント表面およびインプラント周囲溝に沈着したプラークです。
歯周病におけるプラーク清潔にしにくえに相当します。
プラークの沈着によってインプラント周囲上皮と接合上皮に炎症が惹起され、
ポケット上皮が形成されます。
臨床的には、
インプラント周囲軟組織に発赤・腫脹を認め、インプラント周囲ポケットが形成されます。
エックス線写真えまはインプラント体頸部での骨吸収像は認められない、あるいは最小限です。
プラークを適切にコントロールすることによって炎症所見は消退します。
2、インプラント周囲炎
インプラント周囲軟組織のみならず、
インプラント周囲骨まで炎症性が波及した不可逆性の病変です。
原因は、
インプラント周囲ポケットにおけるプラーク沈着の亢進です。
歯周病における歯周炎に相当します。
プラーク蓄積に伴い炎症組織は拡大し、
ポケット上皮の深化と骨組織破壊が進行します。
臨床的には、
インプラント周囲軟組織の発赤、腫脹、排膿、およびインプラント周囲ポケット深さの増大が認められます。
周囲粘膜組織の内面には。潰瘍面あるいは膿瘍形成を認めます。
また、
エックス写真ではインプラントフィクスチュアーの頸部付近の骨吸収像はさが確認されます。
インプラント周囲炎が高度に進行した場合は、
周囲組織の減少に伴いインプラント体表面が露出し、
さらに骨吸収が進行した場合は、
オッセオインテグレーションによる支持が失われインプラント体の喪失に繋がります。
○インプラント周囲組織の検査
インプラント周囲組織の検査は、
歯周病検査に準じて行われます。
1、視診
視診によって、インプラント周囲軟組織における発赤・腫脹の有無を診査します。
また、硬く絞った綿球などで辺縁軟組織を外側から圧迫し、
インプラント周囲ポケットからの排膿の有無を確認し炎症の有無・範囲の参考とすることもあります。
2、プロービングによる検査
インプラント周囲軟組織の検査には、
プローブによる検査が有用です。
プロービングを行うことによって辺縁軟組織からの距離であるプロービング深さの測定と軟組織からの出血の有無を確認します。
インプラント補綴装置周囲のプロービングには、
金属製ではなくプラスチック製のプローブが用いられることが多く、これには金属同士の接触によって補綴装置が傷つけられるのを避ける目的があります。
また、プラスチックのたわみを利用することで複雑な形態のインプラント上部構造に適したプローブ操作が可能となります。
3、動揺度検査
動揺度検査においてインプラント体が単独で動揺を示す場合は、オッセオインテグレーションの喪失と診断され、インプラント体撤去の適応となります。
4、エックス線写真検査
インプラント周囲粘膜炎とインプラント周囲炎は、
周囲骨の吸収の有無がその鑑別診断基準となることから、
エックス線写真撮影による周囲骨の評価は重要です。
さまざまな病気に『歯周病』が関わっているように、
『インプラント』にも『歯周病』は関わっています。
これから『インプラント』にしようとしている方、気になっている方、既に『インプラント』をしている方はぜひ参考にしてくださいね😊😊
(医歯薬出版株式会社「歯周病学 第2版」参考)

投稿日:2018年10月1日  カテゴリー:未分類

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