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歯周病と心臓血管疾患

歯周病と心臓血管疾患

心臓病は死因の第2位を占めています。
心臓を取り巻く冠動脈が硬化して血液の流れが悪くなって引き起こされる狭心症や、血栓(血のかたまり)ができて血液が流れなくなって発症する心筋梗塞は、虚血性心疾患と呼ばれ、命にかかわる病気として知られています。また、動脈硬化は脳血管疾患の原因にもなります。

動脈硬化は、危険因子が複雑にからみ合って進行します。
高血圧・糖尿病・脂質異常症(高脂血症)・喫煙はきわめて重要な危険因子といわれていますが、これらの因子が重なると、虚血性心疾患になる危険度も相乗的に高くなってきます。
たとえば、アメリカのフラミンガム心臓研究では、脂質異常症で4倍、高血圧で3倍、喫煙で2倍に危険度が増しますが、高血圧・脂質異常症・喫煙が重なると16倍にも危険度が跳ね上がるとされています。

さらに最近では、歯周病も大きな危険因子であることがわかってきました。
一つは、歯周病菌の毒素を防ぐために生み出される炎症に関係する物質が血液中に入り、血管壁に作用して動脈硬化を促進する危険。
もう一つは、歯周病菌の中に血小板を集める働きを持つ菌がいて、それが血栓をつくる危険です。
心臓は最も感染しやすい臓器の一つです。

歯周病を患っている人は、そうでない人の二倍の確率で 心臓発作にあうとも言われているのです。
しかし多くの種類の心臓病は予防が可能です。 よく知られている心臓病予防(心臓病にかからないためにやってはいけないこと)に併せて、生活習慣の改善をはかり、歯周病や動脈硬化の予防に努めれば、心臓血管疾患の危険度を下げることができるのです。

お口の中をいかに健康に保つかに注意することは心臓病予防への大きなステップです。

投稿日:2016年8月24日  カテゴリー:未分類

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