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様々な印象材〜シリコン〜

前回は、「印象」(歯形をとること)でしようする『印象材』の「アルジネート」のお話をしました。
「アルジネート」がどんなものなのかお分かりいただけましたか??
患者さんの中には
どうしても苦手で気持ち悪くなってしまう方も確かにいらっしゃいますが
そんな時は必ず一声掛けてくださいね。
では、本日は「シリコン」の『印象材』についてお話します。
「アルジネート」とはどんな違いがあるのでしょうか??

印象材の種類は??

まずは復習から。

アルジネート(アルギン酸)印象材

1番よく使われている『印象材』です。
昆布などの海藻に含まれる「アルギン酸」が原料となっています。
粉と水を練り合わせて使用します。
操作は簡単ではありますが技術も必要になるので
水の分量を間違えてしまうと流れやすいドロドロとしたペースト状になってしまいます。
こうなると正しく印象することが出来ないのに加えて患者さんの喉の奥に流れていっていまい気持ち悪くなりやすなるので注意しなければなりません。
主に単独で概形印象に使ったり、噛み合わせの歯形をとる時に使用することが多く、ほかと比べても比較的安価でる事からたくさんの歯医者さんで使用されています。
粉のもののほかにも
ペースト状のものもあります。

寒天印象材

アルジネート印象材と同じく、天草などに含まれている寒天が原料となっています。
常温では食用の寒天と同じで固まった状態なので、60℃ほどに温めた状態で使用しなければなりません。
単独で使用されることはなく、アルジネート印象材と併せて細密印象をとる時に使われています。
これも比較的安価なのでたくさんの歯医者さんで使用されています。

シリコン印象材

シリコンラバーが原料となっている『印象材』です。
シリコン系の『印象材』は価格が高い材質ですが、もっとも精度の高い歯形をとることができます。
そのため、精度に優れた補綴物(詰め物や被せ物のこと)を作ることが出来る素材です。
比較的、テクニックが必要で、価格も高価であり、しかも水分と相性が悪いことから使用が難しことでたくさんの練習が必要な上に歯ぐきに炎症があって出血もみられる場合は精密な歯形をとることが出来ないので使用を敬遠する先生も多く見られます。
しかし、精密な治療にはなくてはならない素材です。
非常に高価なことから
自費診療(セラミックや金歯など)で使用されます。
「アルジネート印象材」と「寒天印象材」を使用した型取り方法では
歯形をとる(模型)材料に制限があり精密な補綴物を作るために必要な超硬石膏やエポキシ樹脂系の材料は使用出来ないので必然的に精度も限られています。
目的によって使い分けられることの多い『印象材』ですが、
制度を研究すると「シリコン系の印象材」がもっとも精度の高い『印象材』ということになります。
使用する『印象材』の種類によって
出来上がる補綴物の精度にも差ができます。

「シリコン」系の印象材について

「シリコン」系の印象材は
見た目を良くしたり機能面を良くしたりすることはもちろんですが、
根管治療をした方はその成功率を高めたり、
詰め物のしたにまたむし歯ができてしまう「二次カリエス」を防いだり
また歯周炎や歯周病を防ぐためにも
精度の高い補綴物をつけることはとても重要になります。
そして、精度だけではなく、
審美的な面でも「シリコン」系の印象材は役立ちます。
精度が高ければもちろん見た目も良くなりすよね??
そして、印象は
歯の形だけがわかればいいという訳ではありません。
歯肉溝内(表面に見えている歯の白い部分「エナメル質」と歯ぐきの境目にある溝のこと)も『印象材』が流れて型がないと
補綴物(詰め物や被せ物のこと)をつくることはできません。
合わない補綴物を無理に作ってつけてしまうと
噛み合わせがわるくなってしまったり
二次カリエスの原因にもなってしまいます。
そんな歯肉溝内の印象は
「シリコン」系の『印象材』であれば
他のものに比べて正しく取ることができます。
精度にこだわるなら
永久ひずみが小さなものがいいので、
アルギン酸に比べると10倍もの違いがあると言われる「シリコン」系の『印象材』がやはりいいとされています。
「シリコン」系の『印象材』は
元来疎水性なので
親水性の高いハイドロコロイド系の「アルジネート」印象材や「寒天」印象材に比べて
水分により印象がどういったものになるか左右されます。
どうしても避けることが難しい
血液や唾液などは
印象には大きな影響を受けてしまい、
綺麗に印象がとれないことがあります。
そのため、印象をする前にできる限りの歯ぐきのコントロールをします。
少しでも乾燥した所で印象をとる方が
やはり精密度は高くなるからです。
注意しなければならない点としては、
「シリコン」系の『印象材』の場合
石膏を注ぐタイミングが早ければ
効果反応時に発生する水素ガスの影響で
石膏の模型の表面に気泡が発生してしまう場合があります。
水素ガスが発生することによって
模型面が荒れてしまうので
印象をとってから1時間以上経過してから石膏を注ぐようにする方が良いとされています。
そして、やはり高価であることが大きな点です。

「アルジネート」や「寒天」印象材と比べても大きく値段が違ってくるので
頻繁に使用することはできません。
基本的には自費診療で作られる補綴物に使用されることがほとんどです。
そして、
技術も必要な為、
練習もたくさんしなければなりません。
しかし、「アルジネート」や「寒天」印象材と比べると
喉の奥に流れる量は少ないために
患者さんの不快感は少なくて済むかもしれません。

「アルジネート」印象材と、「シリコン」印象材の違いがおわかり頂けましたか??
歯医者さんで歯形をとる時は
どちらなのか覗いて見てくださいね😊😊

投稿日:2018年7月27日  カテゴリー:未分類

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