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『歯周病』の治療、緊急処置〜歯周基本治療までについて

『歯周病』の治療の進め方は、
まず初めに患者さんと
医療面接を行うことから始めます。
基本的には、
この順番で行います。
1、初診
2、緊急処置
3、検査・診断(主訴:歯周病と関わりのないこともある)
4、歯周治療への患者さんの導入
包括的な検査・診断(口腔全体)
治療計画の提示(十分な説明と同意)
5、歯周基本治療(すべての歯周病が対象)
6、再評価と治療計画の修正
7、歯周外科治療(一般に中等度以上に進行した歯周病)
8、再評価
9、口腔機能回復治療
オーラルリハビリテーション
咬合治療、補綴治療
(欠損部位や多数歯にわたる修復・補綴治療の必要性や咬合異常がある場合)
10、再評価
11、メインテナンス、SPT
では、その次にあたる
「緊急処置」は
どのようなものがあるのでしょうか??
「緊急処置」について
歯周治療における「緊急処置」には、
急性歯周濃瘍、異常出血わ疼痛および動揺などに対する処置が含まれます。
○急性歯周膿瘍
膿瘍切開による排膿と消毒、抗菌薬の局所あるいは全身投与などがあります。
○異常出血
全身的出血がある場合は、専門医への紹介を行います。
口腔内に限局した出血の場合は、ガーゼなどを用いた圧迫止血、出血部周囲の縫合による止血、電気メスによる凝固止血などの止血処置を行います。
○疼痛
う蝕による急性歯髄炎からの疼痛であれば、
酸化亜鉛ユージノールセメントなどによる歯髄の鎮静、抜髄、鎮痛剤の投与などを行います。
咬合痛であれば、異常な咬合接触部の咬合調整、鎮痛薬の投与などを行います。
○動揺
歯周組織の適応能力を超えた適度な外傷力によって生じた歯の病的動揺については、咬合調整や暫間固定などを行います。
予後不良歯の場合は抜歯します。
検査・診断、治療計画の立案と説明について
患者に『歯周病』の原因、治療の必要性、管理法について説明し、歯周治療の重要性を認識させます。
患者の了承のうえで『歯周病』の進行状態とその原因を検査し、各歯について評価するとともに口腔全体の状態を把握します。
検査によって得られた情報を基に、患者の全身状態および希望を考慮して治療計画を立てます。
さらに、モチベーションとインフォームド・コンセントを行い、患者の協力を獲得します。
患者の主訴、全身ならびに局所の既往歴、現在の症状を十分把握し、正確な歯周病検査を行うことは、歯科医師のみならず「歯科衛生士」の業務でもあります。
検査はとにかく時間がかかり、機械的になりやすいので、患者の要望も考慮し、能率よく行います。
歯周基本治療について
歯周基本治療の目的は『歯周病』の最大の原因であるプラークを減少させ、炎症を軽減し、病変の進行を阻止することです。
プラークコントロールの基本は口腔清掃指導であり、
患者に口腔清掃の重要性を認識させ、実行してもらいます。
さらに、口腔清掃こ障害となる歯石や不良補綴物の除去など、比較的簡単に行えるプラーク蓄積因子の除去と改善を行います。
なお、重度のう蝕や欠損歯などによる咀嚼障害がある場合は、これらの暫間処置を行います。
歯肉炎や軽度の歯周炎の場合は、歯周基本治療だけで治療することが多くなります。
患者はこの治療期に家庭でセルフケアの励行と生活習慣の改善(例えば、喫煙者は禁煙、糖尿病患者は運動や食事制限を行うなど)に努力することが要件となります。
歯周基本治療は、歯周治療の中でも非常に重要な位置を占めており、かつ「歯科衛生士」が最も活躍できる場でもあるので、その責任は大きくなります。
○患者教育
価値観が多様化した現代人に対して、口腔が果たす役割の重要性を説明し、理解してもらうことは難しく、年齢、生活習慣や環境に応じて、患者の反応をみながらわかりやすく説明することが大切です。
○口腔清掃指導
ブラッシングやフロッシングの仕方について、わかりやすい指導を行うことが大切です。
口腔清掃の困難な部位は患者によって異なるので、患者個々に見合った指導を行うべきです。
プラークスコアの数値を示したり、口腔内を染色して視覚に訴えたりしながら、繰り返し行います。
患者がうまく口腔清掃できるようになったら、十分褒めることも大切です。
○スケーリング・ルートプレーニング
正確なスケーリング・ルートプレーニング(scaling and root planing :SRP)の技術を習得することは、「歯科衛生士」の重要な目標のひとつです。
ポケットの深い患者では歯肉縁下歯石も除去しなければならないので、十分なSRPを行うことは極めて難しく、熟練を要します。
○習癖(悪習癖)の修正
ブラキシズム、舌習癖、咬唇癖などの悪習癖は、歯周組織に外傷性因子として作用し、また不正咬合の原因にもなるので悪習癖を自覚させ、是正指導や自己暗示法などを行います。
○予後不良歯の抜歯
『歯周病』が進行し歯の動揺が著しく、歯周ポケットが深い予後不良と診断され、保存不可能と考えられる歯は、プラークコントロールや咀嚼の妨げになるので、早期に抜歯することが望ましくなります。
○咬合接触部
歯の位置異常、歯列不正、咬合不全などにより、歯周組織に咬合性外傷が生じている歯の歯冠の一部を削除して特定の歯に加わる負担を軽減し、咬合力を多数歯に分散させます。
○暫間固定
動揺の著しい歯を一時的に隣在歯と接着性レジンや金属線などを用いて連結固定し、歯周組織の安静と咬合の安定を図ります。
歯周治療の操作を容易にしたり、歯の保存の可否を判定する場合にも用いります。
○う蝕治療・歯内療法
咬合面のう蝕は安定した咬合の維持・安定に支障をきたしたり、歯頸部のう蝕はプラークコントロールの妨げとなるので適切な暫間修復処置を行います。
う蝕が著しく進行し歯髄炎を起こしている場合は歯内療法処置を行います。
○暫間修復・補綴装置
辺縁不適合あるいは過高な修復物や補綴物は、プラークコントロールの妨げとなったり、咬合性外傷を引き起こすので、適宜修正あるいは除去する必要があります。
主にレジン系修復材を用いて治療用の修復・補綴装置を作製し、咬合・発音・審美性の回復ならびに歯周環境の改善を図ります。
以上で4番目の「歯周基本治療」となります。
『歯周病』の治療はまだまだ続きます。
お楽しみに😊😊
(医歯薬出版株式会社「歯周病学 第2版」参考)

投稿日:2018年10月9日  カテゴリー:未分類

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