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『歯周病』と「審美性」について

『歯周組織』には、
「歯肉(歯ぐき)」
正常な『歯肉』は一般に淡いピンク色を呈していますが、
上皮の厚さ、角化の程度、そして血管の量によって、
その色調は変化します。
『歯肉』は、
解剖学的に辺縁歯肉、付着歯肉、そして歯間乳頭(歯間部歯肉)
の3種類に分けられます。
また、
組織学的には歯肉上皮とその下層にある歯肉結合組織に分類されます。
歯肉上皮は
外縁(口腔)上皮、歯肉溝上皮、接合上皮の3つに分けられ、
下層の歯肉結合組織さで裏打ちされています。
歯肉結合組織は、
咀嚼や摩擦などの外力に抵抗するため、
コラーゲン繊維を豊富に含み、
弾力性と緊張度を保っています。
特に、歯肉結合組織中に存在する歯肉線維は、
歯頸部付近のセメント質あるいは歯槽骨から歯肉固有層へ入り込み、
『歯肉』を歯や歯槽骨へ固定しています。
また、
口腔内の上皮は絶えず再生しています。
上皮の厚みは、
基底層や有棘層における細胞人生と表層の細胞落屑とのバランスによって決定されます。
この細胞代謝を「ターンオーバー」といい、
その期間は部位によって異なり、
外来刺激を受ける機会の多い上皮ほど短く活発であると言えます。
「歯槽骨」
歯根膜は介して歯を支持している顎骨の一部であり、
上顎骨では歯槽突起、下顎では歯槽部をいいます。
 また、
歯槽骨は2つに分類されていて、
歯根を取り囲む薄い層状の骨である固有歯槽骨と、
その固有歯槽骨を支える支持歯槽骨が存在します。
歯槽骨は歯槽窩内に歯を埋植し、
機能力を支持する基盤となります。
そして、絶えず代謝しており、
これは歯槽骨も同じです。
骨芽細胞と破骨細胞により骨の吸収と添加が常にバランスをとって行われています。
「セメント質」
歯根の周囲を覆う、黄白色の骨様組織。
厚さは歯頸部で20〜50μm、根尖部では厚く200〜300μmです。
セメント質は無細胞性と有細胞性の2種類が存在し、
無細胞セメント質(原生セメント質)は歯根面全体を覆っています。
有細胞セメント質(二次セメント質)は歯の萌出後に形成され、
歯根の根尖側1/3で無細胞セメント質を覆っています。
有細胞セメント質は一生を通して、
種々の刺激によって添加されていきます。
これにより、
咬耗などによって歯の長径が減じるのを補償しているものと考えられています。
咬合力などの刺激により吸収が起こることもありますが、
ほとんどありません。
「歯根膜」
歯根膜周囲を取り囲む脈管系や
神経を含んだ線維からなる結合組織であり、
その幅は約200μmです。
主にコラーゲン線維で構成され、
歯周靱帯とも呼ばれています。
この線維は「シャーピー線維」
として、
一方が歯根週一のセメント質へ、
他方が歯槽骨へ埋入されており、
歯を歯槽窩内に強固に連結させてハンモックのように吊り下げています。
歯根膜線維は、
その走行から5郡に分けられています。
『歯周組織』と咬合について
歯に伝わる咬合力は主に「歯根膜」によって緩衝されます。
咬合力の衝撃は最初に歯槽頂線維や水平線維が、
次に斜走線維が力を受け止め、
最後に根尖線維もそれに加わります。
これら「歯根膜」の働きにより、
咬合力が「歯槽骨」へ直接伝わるのを防いでいます。
通常、これは垂直的な咬合力のみに対して働くのでわ
ほとんどの歯は側方力に対して弱くなっています。
そのため、側方力は咬合性外傷を引き起こしやすく、
『歯周組織』に為害作用を及ぼします。
「歯根膜」は咬合力の大きさによって自らを変化させて対応します。
ようするに、対合働きをしますの喪失などにより咬合による刺激が伝達されなくなると、
その厚みは減じられ、
逆に強い咬合力が持続すると厚さを増してきます。
歯に水平方向あるいは斜め方向の力が加わった時、
力の加わる方向、
すなわち圧迫側では歯根膜線維は圧縮され、
骨は歪み、その部位に骨吸収が生じます。
逆に牽引側では張り詰めた状態となり、
それを補償するように骨添加が生じます。
審美性の維持について
口元の美しさが損なわれると、
患者に精神的なストレスを及ぼします。
これまでの歯周治療は『歯周組織』に生じた感染を食い止め、
破壊された病的な組織を取り除くことを主に目的としていました。
しかし、病態によっては、
歯周治療を行ったことにより「歯肉」が退縮し、患者の生活の質(QOL)を著しく侵すような問題がある生じてしまうこともあります。
健康的な『歯周組織』の状態を理解して審美的な口腔内を想定したうえで歯周治療を行い、審美性を維持・向上することは、
患者のQOLを向上する上でも重要となります。
口腔の審美にはさまざまな要素があり、
その中でも微笑んだ時の口唇の位置(スマイルライン)と、
そのときの上顎前歯部の見え方が1つの基準として考えられています。
微笑んだ時にみえるのは、
解剖学的な歯そのものの形態だけではなく、
辺縁歯肉や歯間部歯肉なども外観に触れます。
歯周疾患によって歯肉退縮が生じれば、
それは、「歯肉」の形態が変化しただけでなく、
歯が長くなったような錯覚を起こしてしまいます。
ようするに、疾患に対する治療のみならず、
さらに一歩踏み込んだ、審美性の回復・維持というものが
これまで以上に重要となります。
歯の「審美性」といっても
人それぞれであり、
最近では「オフィスホワイトニング」
をする方や、
「ホームホワイトニング」
をする方も増えてきています。
「歯周病」は
そんな審美性にも直接影響を及ぼしてしまいます。
気になる方は今のうちにしっかりと相談、治療を行い、
その他、綺麗な状態を保つためにも
しっかりと検診は受けるようにしましょうね😊😊
(医歯薬出版株式会社「歯周病学 第2版」参考)

投稿日:2018年9月23日  カテゴリー:未分類

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